4Dエコー
これまでのエコーによる診断画像は、一般の方にはちょっとわかりづらいものでした。
3Dをさらに進化させた4D超音波診断装置を導入し、従来の超音波ではわからなかった、
子宮の中で手足を動かす胎児の様子や顔の細かな表情まで、立体的に見ることが可能となりました。
3D(静止)画像が4D(動画)により、心臓の鼓動や胎児の動きをリアルタイムで見ることが出来ます。
赤ちゃんの顔の表情や可愛いしぐさをご覧下さい。
3Dエコーとの違いは?
4Dエコーの最大の特徴は「動画」であること。
最近、産院で盛んに導入され一般的になってきた4Dエコー。
4Dエコーを端的に説明すると、赤ちゃんの体の表面を立体的に描きだす3Dエコーに、
時間の概念を加え動画として映し出したものです。
赤ちゃんが動いている様子をリアルタイムで見ることができる、という特徴があります。
4Dエコー装置は今も日々進化を遂げていますが、最新のものだと、従来なら赤ちゃんの体勢により影になってしまって見えなかった部分まで映し出すことが可能になっています。
4Dエコーに適した時期は?
4Dエコーは、胎児がほぼ人間の形になる妊娠10週ぐらいから、妊娠30週頃まで受けることができます。
ただし、時期によって映し出せる範囲が異なるため、4Dエコーで何を見たいかによってベストなタイミングが変わってきます。
頭から足まで全身の動きを見たいのであれば、赤ちゃんの体がまだ小さい妊娠24週頃まで、赤ちゃんの表情やしぐさを詳しく見るには、妊娠25~30週頃が適しているといわれます。
妊娠30週を過ぎると、赤ちゃんが大きくなって画面に映りきらないことが多くなります。